Monday, March 23, 2015

RADIO FM76.1MHz Maki’s Songline  Vol.4  22nd Mar 2015




" Maki's Songline"  毎月第四日曜日 12:00-14:00
この番組はアフリカ大陸を中心に、世界中の音楽・文化・生活・教育など幅広い話題を盛り込みながら、わたしたち自身のいのちのうたを感じる番組です。
パーソナリティーは、廿日市在住・シンガーソングライター・ダンサー・ライターのMakiでお届けしております。



2015年3月22日のテーマ : 
" 仮面をかぶり過ぎて疲れてませんか? 今のあなたはrealですか?
いのちの本質にはどうやって戻ればいいんだろう?"



師である、南インド・タミール地方出身のマスター・スダカ―のご紹介をいたしました。
古典ヨガの教えに習いながら、いのちの本質に迫ります。



「比べるということから 負 が始まる」ということ

「自分を 尊敬 する、とは?尊敬の定義は?そこに他者を反映させていないだろうか?」

「他人の評価を欲しいと思ったことは?」

「なぜ、蓮の花なのか?」

「変化し続ける という 永遠に変わらない事実」

「期待 という 危険な感情について」

「真実に戻れない理由とは?」


南インドよりシタールを、西アフリカよりンゴニやセペレワを、
中東シルクロードの楽器、アメリカンネイティブフルート等、様々な大陸を感じながら、
リスナーの皆様にたくさんの質問を投げかけました。

余計なものをごっそり落とすようなシタールの音色。

自分の光に戻る途中に聞いているような笛の音色。


この深い音楽の中で、共に振り返ったり、思い出したり、考えたり、
そんな時間を、共に体験していただくことが狙い。

皆様の蓮の花は咲いたでしょうか。

Inner Voice が聞こえたでしょうか。


First Nation People, Native Flute Player, Mr.Nakai は言います。

「笛は世界中のどの国にもあり、笛は私たちが忘れている先祖の記憶を話す。

それは血の記憶ともいえる。私たちの中に流れるもの、私は演奏しながらそれに触れている。

わたしは自分の精神世界を掘り下げたときに初めて他者の世界を理解した。

今は2つの世界の間に住んでいる。それがこの世のあるべきバランスだった。」




先住民族の精神世界・知恵も、古典ヨガにも共通する真理がありますね。

これからも、

音の遊泳の中で、いのちの唄を・自らの声を、

みなさま自身が聴くことができますように。






それではまた来月日曜日12:00にお会いしましょう★


Tuesday, March 17, 2015

女性性と男性性の正しいバランスについて


卑弥呼の時代が終わって
政治が皇室より勝ったとき
そのバランスは崩れた

心が感じたことを頭で具現化する はずが
頭で無理やりまとめたことを優先して心を抑える時代に なったわけで

日本でいえば アイヌの人達から まだ学べるチャンスはあるかもしれない

本当は 女性性 (心で感受する 愛 そのまま ) ところからの指令をまず一番に聞くこと
そして男性性 (未来に具現化して発展していく ) ところに移動していく スパイラル

以下は 素晴らしい まとめをされた方がいたので メモ

*******************************


いま、世の中に『オンナ』がいない。それがあらゆる問題を創り出しています。


陰謀論の多くが、政治、金融、農業、マスコミ、グローバル企業、
製薬、軍事とか中心になっているけど、そっちって実は表面的な話なんですよね。


本当に、『彼ら』が目覚めて欲しくないのは『性』についてです。


特に、女性が本当の『オンナ』に目覚めたら、全て終わってしまう


なんで、性の産業が汚らわしいってことになっていると思う?

なんで、風俗やアダルトビデオなど
本当は一番神聖で、美しく、人間を人間たらしめてきる『性』の産業が、
卑しいということになっていると思う?

なんで、美しい女性の肉体が、イヤらしく、
男性の欲望を煽るようなものだと貶められていると思う?

なんで、『男女平等』が、身体と心のバランスを崩してしまうほどに、
仕事に追い詰める土俵に立つってことを
目指していることになっていると思う?

なんで、かつて世界中で神殿で祀られていた性器に
モザイクがかけられているんだと思う??

なんで、古代の神殿では、神官が、セックスを扱っていたのだと思う?


『彼ら』は、オンナが、オンナに目覚めると、
全てが終わってしまうということを、よーーーーく知っているのです。


原発問題とか、ワクチン問題とか、製薬会社の問題なんて、
オンナがオンナに目覚めたら、
実はあっさり、ぜーーーんぶ、ぜーーーんぶ、片づいちゃうのです。


そしてオトコは、オンナが目覚めれば、自然と目覚めます。

なぜなら、目覚めた女性とは生命と繋がっているからです。
男性は、生命と繋がった女性と交流することで
我にかえることができるからです。

ハッキリ申し上げます。

女性性の目覚めは、いま、世界中で起きている問題を全て解決してしまいます。


だから、陰謀論が大好きで、製薬会社とか、軍需産業とか、
グローバル産業とかと『闘って』いる女性は、
あなたのなかのオンナを目覚めさせることを優先した方がいい。

仕事に追いまくられているのをやめて、冷えをとって、
子宮を温めて、身体を愛して、人生を愉しんで、
愛のエネルギーをバンバンまわりに廻せばいい。


いま、世の中に『オンナ』がいない。
それがあらゆる問題を創り出しています。


だから、男性は狂ってしまって、暴力的、破壊的、
支配的な世の中を生み出しているのです。


それを、男性的に破壊しようとしても、ますます加速します。

陰謀論に立ち向かっているとき、それは男性的な感覚に変化しています。
つまり、しっかり『彼ら』にハメられているのです。
とにかく、オンナに目覚めること。


そして、素晴らしいことに、その流れが女性からスタートし始めています。
子宮やセックスからオンナについて伝える女性に会いに行きましょう。


彼女たちは、あなたの欲しい"答え"をもたらしてくれます。

**********************************


ライフ・デザイン・メソッドでは、
" 性 " というテーマを柱のひとつとして扱っています。
 
 
それは、性とは『 いのち 』という僕らの本質にもっとも関わってくるものだからです。 
 
とくに、いのちと繋がりが深いのは、女性性(アワ性)です。
ですから、女性性(アワ性)豊かな方というのは、生命体としての人間が本来もっている感覚にすぐれています。 
 
※ 男性であっても内なる女性性(アワ性)は存在します。
 
 
現代社会は、"数字"、"成果"、"売上"、"目標"、"差別化" などなど・・『 男性的(サヌキ的)な性質 』中心で動いています。 
 
その結果、多くの方が男性化(サヌキ化)しています。
 
 
いま、いろんな方の相談にのっていますが男性化(サヌキ化)し過ぎて悩んでいる方、ストレスを感じている方がかなりいることを感じています。
 
 
もともと、男性性(サヌキ性)は、進化・発展という意味では優れた面があります。
 
 
それが少し行き過ぎて、支配的、階層的、差別的、目的意識といった
別の側面が、過剰に進んでいる感覚があります。
 
 
だからこの社会のなかで、女性性(アワ性)豊かな方(男性も含めて)が増えれば増えるほど、ひとが本来もっている生命体としてのバランスが取り戻せる。 
 
 
結果的に、世の中がよりいい方向に向かっていくのではないか?
いう想いがあり、セミナー、セッション、Facebook、ブログそして、メールマガジンでもお伝えしています。

面白いことに、男性は、生命力に満ちた女性と接すると、
自然と、自分の本来の軸を取り戻せるという性質があります。
 
 
女性性は、調和、バランス、自然との繋がりという性質があります。
 
 
 
僕らが、身体と心を壊してまで、自己犠牲的に働き続け、自分を追い詰める生き方までいっている場合には男性性に寄りすぎています。
 
 
 
そんなときに、女性性の感覚を取り戻していくと、人生全体で、なにをもっと大切にすればいいのか気づくということも多いです。
 
 
 
以前、少し刺激的なタイトルで記事を書きました。

 
 いま、世の中に『オンナ』がいない。 それがあらゆる問題を創り出しています。
 
内容も僕にしては過激ですが
そこでいちばん伝えたかったことは、 
 
『 本来、いきものとして、生命体としてもっている
 感覚を取り戻そう! 』 
ということです。
 
 
そして、それは "日常生活" からスタートすることができるものなのです。
 
 
仮に、『 男性化社会や、世の中を変えたい! 』と思ったとしても、
『 戦いを挑む 』という感覚になっているとき、結局は、男性的な感覚が高まっていきます。 
 
それは、女性であっても、男性であってもです。
ですので、結果的に男性化社会は加速します。
 
 
最近、『 女性性 』をテーマに活動している女性の方と、
ご縁をたくさんいただいています。
 
 
彼女たちに共通している感覚は、『 いきる 』ということの大切さ。
 
 
彼女たちと接していると、"生命体" として本来僕らに必要で大切なものはなにかを、いま多くの方が求めていると実感します。
 
 
僕らひとりひとりが、" 人間としての本来の幸せ "、" 悦び "" 自然との調和 " などを思い出したときにそこからは、世の中は大きく変化をしていく。
 
 
 ***************************************

女性性(アワ性)のタチがベースの方が
言ってること、やってることの "一貫性" を
保とうとすると苦しくなります。


本来、女性性(アワ性)のタチとは、
感じていること、思っていることは、常に変化している・・
つまり『自由』なのです。

それに対し、男性性(サヌキ)性は、一貫性を保とうとします。
一度設定したビジョンや目標に集中し、決断力と自律をもって
実現にエネルギーを注ぎます。

"男性化社会"のいま、社会の仕組み自体が
数値目標、成果、結果、そして一貫性を求める
ようになっています。

このため、いま多くの女性、(そして男性も!)
"男性化(サヌキ化)"しています。


それも、サヌキはサヌキでも、低次のサヌキ(生命と繋がっていないサヌキ)です。


気分で話しちゃいけない、思いつきはいけない。根拠がないとダメ。
目的意識をもって、戦略やプランをしっかりと練って・・・
一度決めたこと、コミットメントしたことは守らないとダメ。

こんな『枠』に当てはめて生きてようとしてしまうと、
ますます男性化(サヌキ化)は進みます。

そして、男性化(サヌキ化)が進めば進むほど、
アワ性と触れると"イライラ"してくるのです。。


『仕事は遊びと違うんだよ!』
『泣いたからってね―。許されると思ってんじゃないよ。』
『言い訳、泣き言はいいの。結果を出しなさい。』


こういう言葉が出たら、危険信号。

こうしているうちに、お互いに"監視状態"になって行くのです。

現代人、この『一貫性』のストレスにめっちゃ晒されてます。
これ、男性化社会の最大の弊害と言ってもいいかもしれない。


そして、あなたがとくに女性性(アワ)が高いのであれば、こう伝えたい。


【 気分で話しても、あなたは正しい!! 】
【 感情的になっても、あなたは正しい!! 】
【 支離滅裂でも、あなたは正しい!! 】


女性性の性質とは、変化すること。
流れに合わせて変化するということ。

あるときに、感じた気持ちを発すること。
次の瞬間に、また変化をすること。


もっと言うのであれば、怒ったり、笑ったり、悲しんだり、
ちょっと前まで言っていることが変わったり
表情や声や雰囲気などなど・・


つねに変化している。その流れの表現こそが、女性性でもあるのです。

女性性とは、変化に委ねている自分に自由でいるということなのです。

感じたことを、表現する。
我慢せず、吐き出しちゃう。


それをしているうちに、びっくりするぐらい"周り"が変化していきます。
不思議なぐらいものごとが上手く運んで、チャンスやサポートが
あっちから飛び込んでくるようになります。


現代社会は『意図しないで上手くいったこと』って
"単なる偶然"とか、"再現性がない"で片付けてしまいます。


でも、人生とは本来、すべて"想定外"。そして、想定外の流れを呼びこむには、あなたのなかの"アワ"がカギになってきます。
(男性であっても、内なる"アワ=生命力"がカギになります。)

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最近、思い出したことがあります。

23〜24歳ぐらいの頃、『性的マイノリティ』と呼ばれている方々と
仲良くなったことがあります。

まず、最初にびっくりしたのが、『カテゴリー』が一杯あること。

ゲイ、レズビアン、FTM、TG、TS、ニューハーフなどなど・・・
もうそれはそれは沢山のカテゴリーがあるのです。
(すみません。覚え切れてません(汗))


いろいろな方と話してみればみるほど、カテゴリーが沢山あるのです。


最初は、『へえー、色んなタイプの方がいるんだなー』と感じました。


そのうちに、ある傾向があることに気がつきました。


それは、カテゴリーにこだわる方と、あまりこだわらない方の違いです。
カテゴリーにこだわる方であればあるほど、深い悩みを抱えているのです。


僕が感じたところでいうと

『なんで、自分は、"普通"に生まれなかったんだろう。』
『普通に生まれて、堂々生きて、普通に恋愛して、セックスしたい。』


言葉で書くと軽いですが、これは本当に彼ら、彼女にとっては深刻です。


自分は生まれた瞬間から、『異常』な存在。
この悩みを理解できるでしょうか?


そして、女性ホルモンや、男性ホルモンに手を出す方もいて、
そんな方はかなりの確率で、精神のバランスが崩れていくのです。

身体にメスを入れた友人もいました。

本来自然に備わった生理機能に手を入れるって、
どれだけバランスが崩れてしまうか想像できるでしょうか?


しかも、『自分は普通には生活できない。』
『悩みを打ちあけられることさえできない。』
『子供を授かること、産めることは生涯ない』という、
内面的な葛藤に日々向き合っているのです。


僕が、彼女ら彼らと仲良くしていたのは二年ぐらいだったと思いますが、
その間友人になった方のうち、二名が自殺、鬱になっている方はかなりいました。


さて、精神のバランスがいい状態だと感じた方々もいます。


それはあまりカテゴリーにこだわらない方。
『ほら、私って変態じゃん。(笑)』と笑い飛ばしたりしている方


実際には、僕には計り知れない悩みと向き合っていたのかもしれません。


でも、少なくとも接していて、暗さは感じませんでした。


僕がそんな方々から感じたのは、『人間である』ということの大切さです。


悩んでいる方であれば、あるほど、『男』か『女』であるかにこだわっていました。

元気な方ほど、そこへのこだわりよりも、
『生きることへの楽しみ』を大切にしているように感じました。


つぎに感じたことは、『普通でまっとう』な感覚の方が多かったということです。


直接話しをしてみるまで、僕は『異常』と見ているところがありました。

例えば、テレビで、【オカマ】として出演されている方で、
『普通』として扱われている方、見たことありません。


視聴者にとって『別世界』でキワモノである扱いです。
彼女たち、彼らは、僕らと同じ人間であるという扱いではありません。


当たり前の話で、普通に買い物して、ドラマやアニメを見たり、
校に通っていたり、夢を持っていたり、政治や経済や、
オリンピックの話題で盛り上がります。


話をしている感覚もそこらの学校や職場で話していることと同じ。


なかでも、僕は年配の方々に今でも感謝していることがあります。


あの方々ほど、親身に僕の相談に乗って頂いた方は
人生のなかでありませんでした。


すごく暖かく、懐が深いのです。
人生経験も豊富で、社会的にも成功されている方もたくさんいらっしゃいました。


自分の息子や、弟のように、いや、それ以上に親身に深く話を聞いてくれるのです。
知識や経験もすごい方も多く、周りの大人が子供に見えてくるぐらいでした。


そんな中、僕はいつの間にか、彼女ら彼らを『尊敬』の目で見るようになりました。

そして、彼女ら、彼らが立ち向かっている『社会的な誤解(=圧力)』にいつか、
できることがあれば協力したいと感じるようになりました。


そう、『まともな女』『まともな男』っていう、どうしようもない、思い込みです。


『まともじゃない人』って何でしょう?
『性同一性"障害"』って????


"障害"と分類して、その気になっている、社会的圧力ってなんなんでしょう??
僕のなかでは、彼女ら彼らには障害がありません。


あるのは、『女か男か選べ』という社会的圧力です。

レズビアンは『女性が女性を愛する』ゲイは、『男性が男性を愛する』
などといった"定義"が、わざわざなんで必要なんでしょう??


ふつーに生まれ、ふつーに生活して、『自分はごくごく普通の人間』だと
生活している方には、『普通ではない』ということを余儀なくされ、
だから自分を『カテゴリー』に当てはめて苦しみ悩んでいる状況は、
到底理解できないことだと思います


テレビやマスコミで、ゲイタレント、オカマタレントなどと
いった扱いあれなんなんでしょう?


その裏でどれだけ傷ついている方がいるか、どれだけ知っているのでしょう?


僕は、あの素晴らしい方々と出会ったおかげで、
どんな方であっても『カテゴリーなどない、たったひとりの人間』だということが分かりました。


そして、感覚的にですが、
『ありのまま、そのままのあなたでいい
よ』というだけで、
どれだけの方々解放されるか、ということを感じました。


【異常】と扱われた方は、
人前にいるとき『ありのまま』とは程遠いところにいます。
そして、無意識のうちに少しでも受け入れられようと『普通』に合わせます。


つまり、『女か?男か?』という二択です。

セミナーやセッションでは、『性はグラデーションである』ということを
お伝えしています。


肉体のもつ型とは、また別次元で、グラデーションであるということです。
このグラデーションということには、なぜか拘りを持っていました


最近、過去この体験を思いだしてからは、
多分、それもかなり大きな原点だったような気がします。


僕は、薬やメスや、診断を受けずとも、どんなセクシャリティーであろうとも、
誰も気にせず、普通に『人間と人間』として付き合える世の中になって欲しい、
そして僕なりに貢献をしていきたいと考えています。


まず、自分がなんであろうと、ありのまま、そのままでいいと受け入れられる。

そして、少なくない方にとっては『性はグラデーションである』ということが、
体感できるだけで、自分を受け入れられるようになる。そう確信しています。


つまり、カテゴリーに当てはめず、まず自分の感覚、エネルギーを体感するのです。
ここでもやはり、『あなたは、いまのあなたそのままでいい』それを伝えていきたいです。

**************************************
性のエネルギーとは、生命のエネルギーで
『 生きる 』ということ、そのものと関係します。

つまり、性は『いのち』というところに繋がってくる
人間としてもっとも大切なテーマとも言えるのです。


性を無視して、生きるということはありえません。
なのにいま『性』についておおっぴらに語ると、雰囲気が悪くなることも多いのです。


 
僕らが、生命をもった人間として、
"本来の状態でない"ときに
産みだしたものは、ありとあらゆるものが歪みます。
 

つまり、先日お伝えした『オンナの本質』とは、そこに触れているのです。


いま『男性的な世の中」だからといって、
そんな世の中を変えてしまおう!と言っているのではありません。


確かに、『男性性』中心で動いている、
売上・利益追求、数字、結果、納期、一貫性、分析、理論、専門的なことが
評価される世の中ではあります。
 
 
そして、『女性性』つまり、調和、協力、育む、小さなことを積み重ねる、周りに愛を分かち合うといったことが大切だといっても、
急にその軸を中心に世の中が周るということではありません。
 
 
そして、これは決して女性だけのテーマではなく、男性のなかにある『内なる女性性』も重要なのです。

僕らは、女性であっても男性であっても
『内なる女性性(アワ性)・男性性(サヌキ性)』をもっているからです。
 
 
女性性(アワ)は、『生命のエネルギー』の源となる性質です。

それがない男性性(サヌキ)だけから産み出されたものは、
"抜け殻" 同然となります。
  
 
だから、"オンナがいない"場所から産み出されたものは、
どんどん非人的、破壊的になっていく。
 
 
インスピレーションは、感受する女性性(アワ性)と形にする男性性(サヌキ性)
両面の働きによって形になります。

  
豊かなインスピレーションを持った人の産みだしたものには
生命が宿ります。
 
芸術表現、職人の作品、料理、洋服、家具、歌、ダンス、
など・・ありとあらゆるものに及びます。
 
 
そして、僕らはそんな生命をもったものと触れたときに、
そこからさらにインスピレーションを受け取ります。

これは、それらが生命をもっているからです。 
インスピレーションとは、"生命の表れ"そのものだからです。
 
 
同時に、僕らがインスピレーションを表現しているときに、
僕らは "それ" に生命を吹き込んでいます。
 
 
そして、豊かなインスピレーションのためには
『 性のエネルギー 』というものは絶対に外すことはできません。
 
 
僕らは、自分の心で感じ、身体を動かし、
つまり現実世界で生きることで見える世界で、
インスピレーションを具現化することができるのです。
 
 
いまの男性化(サヌキ化)社会では、
女性性(アワ)がない、抜け殻状態のモノばかりが生み出されます。


女性性(アワ)は、生命エネルギーと繋がり、育む性質です。
男性性(サヌキ)は、それを具体的に形にする性質です。
 
 
女性性(アワ)だけでは、具体化はなかなか進みませんが、
(女性性の性質は、ありのまま、
 つまり、いまの状態の維持だからです。)

男性性(サヌキ)だけでは、生命のない抜け殻のようなものだけが
産み出されます。
(男性性の性質は、いまの状態への変化をもたらします。)
 
 
つまり、女性性(アワ)と男性性(サヌキ)両面が大切なのです。
 
 
僕らは、内面的に女性性(アワ)・男性性(サヌキ)の両面をもっています。
この両面をどう活かすかがカギになってくるのです。

********************************



あなたが、女性性(アワ性)ベースであれば、
日々のなかで、内なる愛を表現することが人生を運んで行きますし

男性性(サヌキ性)がベースであれば、
日々を、より大きな使命とともに生きることで人生を運んでいくでしょう。
 
 
愛とは、『存在をただありのまま受容すること』です。
使命とは、『存在の意味を生きること』です。


愛により、その対象は生命を吹き込まれます。
使命により、やはりその対象は生命を吹き込まれます。


愛は、女性性(アワ性)による、この世界での生命の表現です。
使命は、男性性(サヌキ性)による、この世界での生命の表現です。


愛は、周りにある存在に触れるだけで
その存在は存在することの意味を感じることができます。

使命は、自らを対象とすることで、
自らが存在することの意味を感じることができます。


エゴには、この世界でつねに "存在したい" という欲求があります。
それこそが、エゴの根源的なたったひとつの欲求です。

エゴは、愛を受けることで、ただ存在するだけでいいことを理解します。
エゴは、使命を生きることで、この世界に生きる意味を見出します。

つまり、エゴは、愛・使命を通して生命を吹き込まれるのです。


エゴが愛か使命を受けていないとき
それはつまり生命と繋がっていないということです。

それは、エゴにとって死を意味することになります。
この世界で居場所がない。


アワは、そのとき世界から消えていなくなりたくなります。
(内側に向かう性質だから)

サヌキは、そのとき世界を破壊したくなります。
(外側に向かう性質だから) 
 
 
ですので、あなたが女性性(アワ性)がベースの方であれば、
あなたに愛を見たば満たすほど、その世界は生命で満たされます。

あなたが、男性性(サヌキ性)がベースの方であれば、
世界を使命に生きれば生きるほど、その世界は生命で満たされます。
 
 
これが、アワとサヌキにおけるこの世界における生命の原理です。

******************************



彼女と出会ったときに根本から変わってしまいました。
 
 
彼女を幸せにしたいと、強烈に感じました。
いまのままの情けない自分じゃ駄目だ!彼女にふさわしい男になる
  
そう強く感じました。
 
 
そして、それまでにない想いが芽生えました。
 
  
『 彼女の幸せのために生きる!それが僕のなかでの最優先だ! 』
 
 
人生で、はじめて『 自分以外の存在 』が優先順位に上がったのです。

その瞬間、いままでにないパワーとエネルギーが僕のなかに
もたらされました。
 
 
自分のためだけに生きるというエネルギーとは何倍も違うエネルギーです。
 
 
そうなると、男性は、自分のなかに揺るぎない軸がもたらされます。

愛する存在のために、しっかりとした自己を確立し、
その人の幸せに生涯を捧げるということが軸になります。
 
 
実際に、その軸によってそれからの僕の人生には
安定感がもたらされました。
 
 
ビジネスやお金の面も含めて、あらゆる流れが変わりました。
 
 
男性は、愛する存在を通して、自分の存在の意味を知るのです。
 
 
 
それは、『 子供 』であっても、『 守るべき部下 』
『 守るべき会社 』であってもいい。
 
 
自分以外の、それ以上に自分を捧げたい存在との出会い。
それこそが、男性性の真の目覚めです。


そこからはじめて、男性は利己的な自分から開放され、
自らの存在意義に目覚めます。 
 
自分ひとりのために生きている間、男性は心の奥で虚しさを感じています。

直接生命と繋がっている女性と違って、
なにも目的がないと『 世界にいる意味 』が見えないのです。

つまり、それまでの間、
深い部分で『 世界に居場所がない 』と男性は感じているのです。  
 

だから、愛するものが表れたときはじめて、
男性は世界に居場所を見つけます。
そして、自分という器を使って役立つ存在として目覚め、
『 本当のオトコ 』になっていくのです。
*********************************


性の目覚め(生命への目覚め)については、
男性側からでも女性側からでも起きうります。
 
 
女性をきっかけに男性側(サヌキ側)が目覚めることも、
男性をきっかけに女性側(アワ側)が目覚めることもあります。
 
 
男性にもエネルギー体の子宮のようなものがあるので、アワのエネルギーは発生します。
女性にもサヌキのエネルギー発生の源はあります。
 
 
オモテ面にアワが現れている方には、ウラ面にはサヌキがあります。
オモテ面にサヌキが現れている方にはウラ面にはアワがあります。
 
 
生命の基本は螺旋でスピンで、それは原子の動きから、天体
宇宙のリズムにいたるまで、スピンのように巡ることで発生します。
 
 
巡って巡ってメグル動きのなかにエネルギーは発生します。


アワ・サヌキは循環するような動きをしながら
『創造』『クリエイティブ』の源となります。
 
 
この動画は、見事にその循環スピンを表現しています

この映像をみたときに、『あああ!!!これこれ!!』と感動した記憶があります。
 
 
生命のリズムはまさに宇宙のリズムなんですね!

***************************



これが、女性性・男性性それぞれの"生命の表現"です。



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どんなときでも、なにをしていても、いまこの瞬間も
僕らはミッションから離れたときは一瞬もありません。
 
 
女性性の質というのは、
この世界に『存在している』というだけで十分な存在なのです。
 
 
あなたの中の女性性は、あなたがすでに生まれているというだけで
十分な存在であることを知っています。

この世界に存在しているというだけで宇宙からすれば十分なのです。
 
 
でも、いま多くの方が内なる女性性で感受していることがあります。
いまのこの世界にいる時に、無意識的に感じていることがあるのです。
 
 
『本来の地球じゃない』『本来の自然じゃない』
『本来の生命のあり方ではない』
 
 
これは、女性性がダイレクトに生命を感じられるためで、
いまのこの世界が、その "本来のあるべき姿" と違うという
ギャップを感じるからです。
 
 
そして、『 私たち人間がやってしまった。 』
『 いまの状況をつくり出してしまった 』
 
こう捉え始めて、罪悪感を感じるのです。
 
 
これが、集合意識のレベルで起きています。
 
 
あるべき生命の姿を自然と感受できる女性性だからこそ
感じる罪悪感です。
 
 
必死になって、いま世の中で起きている破壊の流れを
止めようとする方がいます。
 
 
でも、本当はあなたが罪悪感を感じることはないんです。
 
 
あなたはこの世界に産まれたときから
本来あるべき生命と離れてしまっているこの世界に違和感を感じ
成長するにつれて、それを引き起こしてしまった
人間としての一員である自分に罪悪感をもってしまったのです。
 
 
でも女性性というのは、この世界にいるだけで
生命というものの豊かさをもたらす存在で、
生きる悦びの祝福を表現することで
本来のあるべき姿に触れるものを還すことができる存在なんです。
 
 
そして、僕らは生まれる前に『女性性』『男性性』の性質を
選んで生まれてきます。
 
 
だから、あなたの中に存在する女性性を通じ、あなたは感じることができるはずです。

あなたが、本来は生まれて存在しているというだけで十分
全てを果たしているということを。
 
 
もし、あなたが豊かな女性性を備えているのであれば
生まれる前にそれを選んでいるのだから女性性の悦びを愉しむことがあらゆることに繋がっていきます。
 
 
この辺り、
 
『存在しているだけで、すでにミッションを生きている』とも言える女性性は、
 
『自分という存在を通して、何かをカタチにしたい』という男性性のミッションの性質とかなり違います。
 
 
ミッションとは、"生命の表現"です。
 
 
女性というフィルターを通すと、生命は世界に『愛』として現れ男性というフィルターを通すと、生命は世界に『使命』として現れます。
 
 
これが、女性性・男性性と生命の表現の違いです。

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・女性は、『自分』の幸せを中心にまわす。
 つまり、尽くすのをやめると幸せになっていきます。

・男性は、『自分以外』を中心に生きる。
 つまり、自分の身を捧げると幸せになっていきます。
 
放っておくと、逆をやってしまいがちになります。
 
・女性は、尽くすと愛されると思いがちです。
 でもなぜか、尽くせば尽くすほど大切にされなくなっていきます。

・男性は、自分中心の夢や成功を追いがちです。
 でもなぜか、成功すればするほど虚しさが増していきます。
 


男性は、そもそも自分の内的な感覚を感じるのが、苦手です。
 
 
自分の感覚ですら、感じることがニガテなので、
女性がなにを求めてるのかなんて、全く分かっていないのです。
 
 
女性は、感覚が豊かだし、相手の感じてることが分かっちゃうので

分かってくれない彼に対して
『 こいつ、なんてニブイのかしら? 』と感じるのです。
 
 
例えば男性は、褒めのポイントを基本的に外します。

褒めてんのに、女子としては
『 ズレとる・・ 』『え?そこ??』ってところ、あるのではないかと思います。
 
 
しかも、褒めて欲しいときに限って、褒めてくれない。

『 なんでこのバカ気づかないのよー! 』

という感じ。
 
 
本来、女子という生き物は『 気づいて欲しい 』んですが

残念ながら "わたしの気づいて欲しいオーラ" なんて
読み取れるの、美輪さんか、江原さんぐらいと
思っていただいてもよろしいかと。

断言しますが、男性というイキモノは、
あなたがなにを求めてるのかなんて、全く気付いておりません。
 
 
そして、あなたの不満が爆発したときに、ビックリするのです。

『 え??なんでこんなにキレてんの?? 』って。
 
 
あなたが、最近ひとりで頑張って
彼に気を使って言わずに頑張って
でもねぎらいの言葉ひとつくれなくて、帰ってきたら仕事の話とかしないし
そこに不満感じてるなんて、想像すらしていません。
 
 
あなたの『わかってよ』オーラ、ちっとも伝わってません。

しかも、男子として大変心苦しいのですが
男性はその『 分かってよ 』オーラ、重く感じます。
 
 
なぜかって言うと、それがなんなのか分かってないから。
 
 
あなたが、ここ最近ずっとガマンしてきたあれこれなんて
想像もしてなかったから。

ただただ、不満や恨みのエネルギーだけ感じるのです。
 
 
さて、瑠美さんといてすごく助かるのは好きなことキライなことを
教えてくれたというところです。

『 それされるの、キライ! 』

『 こうしてくれると嬉しいなー 』

と、ハッキリ言ってくれるのです。
 
 
こっちは、『あ、そうなんだ』と分かるので
つぎからはどうすればいいのか分かるんです。
 
 
ぼくが『 今日も可愛いね 』と言うと

『 どこが?どうして?どのように? 』

と確認するぐらいです(笑)
 
 
ポイントが合うまで『 ぶぶーー 』とダメ出しされるのですが
これが、ゲームみたいで楽しいのですよ。

付き合い始めた頃、そんな風にコミュニケーションを
毎日とっていました。
 
 
そんな風につづいているうちに、彼女の『NO!』と『YES!』が
僕のなかにできてきます。
 
 
彼女は、『分かって。。』と、ドロドロアピールしてきません。

変わりに、『好き!キライ!』を伝えてくれます。
 
 
男性ってね、コントロールするの好きだと思うでしょ?

でも、それ以上に攻略するのって燃えるんですよね。
 
 
あなたが彼に合わせるのでなく、彼にモヤモヤ不満を
アピールするのでなく

『 わたし、こんなオンナですから。 』

とハッキリ言う。
 
 
そして、上手に攻略させると、彼はあなたから離れません。

なんていうか、手放せなくなるんですよね。
 
 
この、『攻略させる』もポイントで、
『 NO!  YES! 』は伝えるんだけど、あなたは動かない。

『 NO!  YES! 』を伝えることで、彼の中にあなたの地図や
取扱説明書ができて、
彼がそれを使って、彼にあなたを攻略させるのです。
 
 
男性ってゲーム好きでしょ??

あと、機械の説明書大好きでしょ?

新しい機能憶えるの好きでしょ?
 
 
彼にとっての攻略って、ゲームのレベルアップと同じこと。

『 俺のできる 』

が増えること。
 
 
そして、

『このオンナといると、おれの "できる" は、どんどん増える!』

と確信すると、もっと一緒にいたいと感じるんです。
 
 
だから、『 尽くさないオンナ 』の方が愛されるのです。

彼があなたを攻略すればするほど、あなたという存在は
それだけ、彼が成長してきた実感を感じられるのです。
 
 
そして、いつも気持ちが変化しているあなただから、
先の見えない "物語" や "ゲーム" に新鮮でワクワクできる。
 
 
彼にとって、あなたがそんな自由で気まぐれな存在になれば
なるほど、手放したくない。
 
 
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誰かの価値観、考え方、社会の一般常識に合わせた自分を生きるのではなく、まずは "自分の人生" を生きること。
それを大切にするうちに、あなたが本来もっている感覚も蘇ってきます。
 

 
女性性(アワ性)が高い方であれば、
人生の流れに上手く乗れるようになるし、
サポートもどんどん現れてきます。
 
男性性(サヌキ性)が高い方であれば、
人生で追求したいテーマや、ビジョンが見えてくるようになるし、
自らが人生を切り開く力に目覚めていくことでしょう。
 
 
ライフ・デザイン・メソッド®で、女性性・男性性を扱っているの
この理由です。
 
 
女性性(アワ性)は、目に見えない人生の流れに乗ることに優れ、
男性性(サヌキ性)は、目に見える世界で、行動、具現化することに優れます。


そして、重要な事は【性はグラデーション】であるということ。
 
つまり、僕らは女性性(アワ性)と男性性(サヌキ性)両面をもっているということです。
 

女性性と男性性のグラデーション具合によって、人生の運び方
能力など、ありとあらゆる面も変化してきます。

より、女性性(アワ性)が高いのであれば、流れに乗る方向に
男性性(サヌキ性)が高いのであれば、明確化、具体化、行動の方向に。
 
 
いま広まっている目標設定方法、プランニング、自己啓発、コーチングなどの考え方は、
西洋という、よりサヌキ性の高い文明からもたらされました。
 
 
つまり、ビジョンを明確化し、その理由を明確化し、
具体的な目標と数値に落とし込み、日付を切って、プランに落としこむ。
 
 
これは、女性性(アワ性)の高い方にとっては、
まったくもって、合わない方法です。
 
 
だって、女心は秋の空だから(笑)
 
 
人生の流れに合わせて、自らが変化する女性(アワ)のタチの方は
一週間前に作ったプランは、"他人が創ったプラン" なのです。
 
 
"一貫性"といった、男性(サヌキ)的な感覚を持ちあわせて
いない方であればあるほど、このプランニング手法は苦しみます。
 
 
というか、やめた方がいいのです。
 
 
アワ性が強い方であればあるほど、"頭のなかを整理する" という感覚程度に
して、あまりこだわらない方がいいのです。
 
 
"いま"に繋がって、日々、やりたいこと、小さなことでもいいの
積み重ねていくと、なぜかうまく行ってしまう。
 

この辺りは、妻の瑠美さん を見ていて本当に勉強になっています。
 

彼女は、いま、日本最大級の女性朝活コミュニティ『朝型美人®.com』を
運営していますが、ただやりたいことを積み重ねていった結果です
 
 
なんか、あんまり計画とか立てないのに、
"なぜか"うまくいっちゃうんですよね。
 
 
3年計画とか、プランなんて彼女にとっては全く必要ありません。
 
 
反対に、僕は、ある程度のビジョンとプランが必要で、
それがないと何をやっていいのか自分で分からなくなってしまう。
 
(自分のやっていることに、意味が見出せないとやりたくない)
 
 
この辺り、アワとサヌキでは、まったく違います。
 
 
だから、あなたに合った人生の運び方を知りたいのであれば、
内なる女性性(アワ性)と男性性(サヌキ性)との
繋がりをしっかりといい状態にすることが大切なのです。