Friday, January 15, 2010

忘れられた人間の記憶

14/06/2009

これは大変だ。突然私の頭の中に思い浮かんできたこと。世界中の先住民を知りたい・繋がりたい・守りたいとずっと感じ続けてきたことやわたしたちの母なる自然と繋がっていたい・守りたいと感じ続けてきたことのその二つは理屈としてなんだか違うフィールドの話だと自分自身で思い込んでいたのだけどだから、どちらかしか選べないとかなんとか 固く考えすぎていたのだけどなんだ!それって、イコールだったんだ。先住民を守ることは 自然を守ることであり自然を守ることは 先住民を守ることでもあったんだ。(これはほんとうに個人的な驚きの話です。以下長くなりますので注意)わたしの中の何が一体こんなに「先住民」に引き寄せるのか。謎だけれども、どうにも私の細胞すべてが叫ぶようなかんじなので それに素直に従っている状態というか。去年の暮れに不思議な出逢いがあり、とある人に初対面でいきなり言われたことも気になる。「あなた、前世がどこかの国の部族だったみたいね」・・・・・それが事実なのかどうかは別として、やっぱり不思議だ。アメリカンインディアンの教えの「7th GEBERATION」。何か行動を起こすときには自分の7代先の未来まで考えて行動を決めるという。VISION QUESTの話・ナバホ族の一員となったGOROさんの話・・・オーストラリアのアボリジニの精神性を表すソングラインとアートの美しさ・意味やWALK ABOUTのこと・Storen Generationのことカナダのイヌイットのハイダ族の絵の素晴らしさ・星野道夫さんから学ぶ彼らの暮らしや精神性ハワイの先住民が大切にしてきたカヒコやチャント・ヘイアウのこと・水の神や風の神・・自然に対する言葉が何百とあるその繊細のこと・日本との類似点・愛の深さ日本に暮らすアイヌのお話・差別から脱出してアイヌを誇りに思う若者たち・アムネスティがとりあげたアイヌの音楽・アイヌの伝統的なアート・イヌイットとの繋がり・・・・など話し始めればきりがないのだけれども今の 狂ってしまった世界にこそ 先住民から学ぶことが 本当にたくさんあると強く感じるさらには 彼らの芸術性のすごさといったら 本当に感動する唄の意味や 楽器の深い音 アートの奥深さや伝統 そこから伝わってくるメッセージその彼らが何故にそんなに 無視され差別され続けるという 現実があるのか世界中が資本主義に前ならえ になって その社会に”適合できない”と勝手に印を押された彼らは 排除され 教育の機会も少なく 仕事もなく それゆえ 貧乏・犯罪 が増え そして また溝が深まるそして彼らの持っている素晴らしい精神性に気付こうとする人は もちろんいない。という悪循環 も一つの原因世界は「同じ」にならなきゃいけないのか?「違う」ことが美しいと私は いつも おもうけどわからない なんで?そういえば第二次世界大戦後から現在まで戦争をしていない国が6ヶ国あります。それがどこか知ってますか?日本・ブータン・スイス・フィンランド・アイスランド・ノルウエー だけです。ブータンはその中でも本当に素敵な国ということを 最近知った。とても穏やかで みな笑顔で お金を使う理由もあまりないのでみな平和に質素に暮らしていてGNPではなく GNHを追求しているというグロス ナショナル ハピネス Happiness!!らしい。 素敵。 そのブータンの若者たちはとても勤勉なようで、あるドキュメンタリーでいっていたけれど「第二次世界大戦後、先進国がこの60年追求してきた科学・経済・様々な便利なシステムすべてが 人の”本当の幸せ”をもたらさなかったことはもう明らかで誰もがわかっています。日本は本当に素晴らしいほどうまく経済発展をしましたが、それが日本の何を失い犠牲にした形の発展であったかもみなさん本当はわかっていると思います。ですから、私達の国は”近代化”はしても決して”欧米化”はしません。」とても勉強になるドキュメンタリーだった。日本はどこに向かいたいのだろうか。もう、資本主義でもなく、過去の誰もが知らない新しい社会をつくるしかこたえはないような気がするテクノロジーも近代化も便利になることも それは人間の持つ創造性で 否定しないだけどそれを、どう使うのか というただそれだけのことが地球を破壊することにも 地球を守ることにも どちらにも繋がる人間はそれだけのチカラを持ってしまった。その舵をとるのは、ひとりひとりのこころであって政治や国のキャンペーンがするのではない。大統領だけに期待して何になる?もしも自然の話すことばをわたしたちが聞こうとしたならば 間違いは決しておこらないそんなことは当たり前すぎて 先住民たちは特にそれを言葉にはしていないけれども、彼らは生活・文化・芸術・社会などのすべてを通してそれを表現している。わたしはそれにひどく感動しだから、最大の敬意を持って、彼らの精神性の素晴らしさを伝えたいと思う。人間が言葉を持たされた理由のひとつを私は自分の人生で全うしよう。そう、自分のこころに深く誓った、あるガーナの一日が、今日も平和に過ぎる。

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